連休明けのある日、金沢市内の小学校に訪問したおり、5年担任の先生から、
「寺子屋の付録の『りっぽ君』のおかげで楽しい授業ができた。あそこまで先生方は準備できないからね、本当に助かったよ。」
と言われました。子どもが苦手な体積、容積の学習の場面です。容積の単位換算は暮らし中で体験する事が少なく、大学生でも1㎥は何㎤か、また何Lか、と問われても正解はなかなかです。
「1㎥=100cm×100cm×100cmだから100万㎤です。」と言われても量感が分かりません。作って確かめて、量と重さの単位の関係性が(1L=1kg 1㎤=1t。)暮らしに結びつくのでは、と思います。
教え込むのでなく、子どもが「体験する」「気づく」そして「関心を持つ」、その過程を踏んで欲しいと願い
昨年、作ったものです。このような先生方の言葉こそが、自分たちの「しあわせの瞬間」です。 I.Y