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谷崎潤一郎が愛した家 石村亭へ!

先月、ある団体の研修旅行で、京都にある文豪 谷崎潤一郎が63歳から70歳まで執筆活動していた「石村亭」(せきそんてい)を見学することができました。

 

 

谷崎は、生涯に40回以上引越をしたらしいのですが、この場所がお気に入りで、7年間以上住んでいたのは珍しいとのことでした。現在は一般公開しておらず、日新電機という会社の迎賓館になっており、その会社が維持・保存しています。

 

その日新電機さんの社員さんが、案内してくれたわけですが、谷崎潤一郎のドロドロとした女性関係なんかを写真で見せながら詳しく話をしてくれました。現実と小説がごっちゃになった感じです。

実際に執筆した部屋に机と椅子のレプリカが置いてあり、自分も何か書くことが浮かんでくるかなと思い座ってみるものの、当たり前ですが何も出てきませんでした。なかなか素敵な世界でしたので、機会がありましたら是非見学されることをおすすめします。

石野 一樹