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子どもの日

 

 

 新緑の五月の青空に鯉のぼりがはためく光景は、快い気分にしてくれます

子どもの日、令和元年の15才未満の子どもは1533万人だそうです。そして、平成元年では2320万人。この30年で800万人弱も減りました。子どもの日を迎えて、少し寂しい数字です。お隣の韓国は「地球上で最初に消える国」と米国の人口統計学者が10年以上前に述べていますが、今は、出生率1を割ってしまったそうです。日本は1.4ですが、こうは言われたくないものです。

 子どもが減ってきて、増えているのは親の過干渉無関心と聞きました。命の成長、それには「育てる」と「育つ」があるのではと思います。

 

 写真は、昨年買ったシクラメン、花を咲き終えてベランダの片隅に放っておかれたもの。ふと気づくと、しっかり咲いていました。「育てた」とは言えず「育った」のです。忘れたころに水やりをしていたぐらいです。

 この時期にトマトの苗を植えます。植える前に元肥はやりますが、いったん植えたら放ったらかしです。

 

 

 水も肥料もやらないのに7月になるとたわわに甘いトマトが実ります。たまに脇芽を摘むだけです。日当たりや風通しの良い場所であれば、植物ってたくましいです。

 「育てる」というより、「育つ」ことを妨げないことが、大切なのかと最近思います。うちの三人の子どもは、勝手に「育った」方です。仕事が忙しく構えなかったというのが正直な処ですが・・・。I.Y